*杏里side*


「行ってきます。」





少し、早めに家をでた。



遼くんとは、別々に。







とぼとぼと一人街中を歩く。







なんだか、また寂しさが襲ってくる。









遼くん、追いかけてきてくれないかな?



くれない、よね。