*遼side*


「え、えぇ!?」



俺が、お茶を噴出しそうになったのにもかかわらず、

杏里はにやっと、いつにも増してコ悪魔な笑みを浮かべてる。




「あの、ほ・・・ほんとに?」


「うん!!!

今日ね、いきなり放課後呼び出されて~
告られちゃったッ

大橋・・・・なんていったかなぁ??」




大橋・・・・

ずっと好きだったやつは、おまえの名前もろくに覚えてないみたいだぞ!?





でも、ついに大橋告ったのかぁ。







「でもね、遼くんと同じクラスだったよ?

それだけはちゃんと覚えてる。」




にこっと笑って俺を見る。