「先輩、誕生日おめでとうございます!!」


「ありがとう~!!」




大橋くんは、あたしの笑顔に安心したように笑って

小包をさしだした。





「プレゼント??」


「はい。」

「あけてみてもいい??」



「どうぞ♪」




やぶらないように、丁寧にあけてみる。



「これって・・・・。」


「彼氏と、使ってください。」





中には、対のカップが入っていた。



ひとつは赤色。
もうひとつは青色。


うまいこと合わせると、ひとつの絵になる。





「可愛い・・・・。」



「でしょう?」