「あ・・・やっぱ い、いいです!!」 「え? いや・・・あはははは」 こんな高いの買えるわけねぇだろ!! 「あ、そ・・・・そうですか。 では、他のものを。」 「はい。 えっと、できれば、そんなに値のはらないものを。」 店員はクスッと笑って「かしこまりました。」となにかを取りに行った。 「遼!」 「ん?」 「俺も、その辺見てていいか?」 「いいけど。」 まぁ、横にいられるより、その方がよっぽどいいからな。