*
「無難にアクセとかが一番よくね?」
という大志のめずらしくまともな意見に従い
俺たちはジュエリーショップに来ていた。
「お客様。」
きらきらと人間の俺たちよりもよっぽど輝いている宝石を
なかば引き気味に見ていると
おしとやか店員に声をかけられた。
「あ、はい・・・?」
「お母様に、プレゼントですか?」
そこで『彼女さんにプレゼントですか?』と真っ先に聞かれないのが俺らの部類。
「いや、ちがいます。」
「失礼いたしました。
お姉さまでしたか。」
「いえ、ちがいます。」
「え・・・?
ご自分の・・・
あ、それとも愛犬・・・・「彼女です!!」
いい加減とんちんかんなことばっかり言ってくる店員に腹がたって
俺は言葉を遮った。
「えぇ!?」
そんな、驚く必要なくね?
ちょっとムッとする。
「無難にアクセとかが一番よくね?」
という大志のめずらしくまともな意見に従い
俺たちはジュエリーショップに来ていた。
「お客様。」
きらきらと人間の俺たちよりもよっぽど輝いている宝石を
なかば引き気味に見ていると
おしとやか店員に声をかけられた。
「あ、はい・・・?」
「お母様に、プレゼントですか?」
そこで『彼女さんにプレゼントですか?』と真っ先に聞かれないのが俺らの部類。
「いや、ちがいます。」
「失礼いたしました。
お姉さまでしたか。」
「いえ、ちがいます。」
「え・・・?
ご自分の・・・
あ、それとも愛犬・・・・「彼女です!!」
いい加減とんちんかんなことばっかり言ってくる店員に腹がたって
俺は言葉を遮った。
「えぇ!?」
そんな、驚く必要なくね?
ちょっとムッとする。

