そこには あきれたような つまなさそうな 顔をした杏里。 俺をじーっと凝視している。 いつ、目開けた? 「はぁ・・・・。 ホント、遼くんってへたれだよね!!」 あ!!! 言われてしまった; 「もう、いいや。 それが・・・遼くんだもんね;」 杏里は小さくため息をついて、部屋からでていった。