続*童貞男子!?~俺の彼女はモテ女~




「そっか。」



幸いなにもきいてこなかった。









しばらくの沈黙。



壁掛け時計もない俺の部屋は

本当に静かで



それこそこの世界に二人だけみたいだ。







なんか、あまりうれしくない。


杏里と世界でふたりだけ。










きっと、杏里の表情だ。




切なそうな、悲しそうな表情。


杏里には笑っててほしい。





素直にそう思った。