「なんで、正座?」 クスッと笑う杏里。 「あ、いや・・・。 無意識。」 そう言って、足をくずしてとりあえずあぐらをかいてみた。 「また、ゲームしてたんだ・・・。」 少し曇る杏里の表情。 「ごめんね。邪魔しちゃったかな。」 「ううん。 もうやめてたから。」 その理由は絶対言えないけど。