「麗、どうしよ? あたし・・・・ どうしよ。」 頭をなでられると 涙と 自分でも意味がわからない言葉がどんどんでてくる。 「遼くんに嫌われちゃったら、あたし。 どうしよ。 もう、無理なのかな? 神様の罰なのかな?」 「そんなことないよ。」 麗がいきなり口を開く。 「大丈夫。 高崎くんは嫌いなんかになってないよ。」 「うそだ!! 絶対、こんなあたしに失望したんだ。」