夏といえば、西瓜。 ミーティングが終わって、佐々木さんのお手伝いさんみたいな人が夕食を作ってくれた。 皿洗いを先輩二人と手伝って、リビングに行く。 「これ、家から持ってきた。」 雪比良部長が大きい花火セットを持っている。 多分、デパートとかで買うと二千円くらいするものだと思う。 「もうちょっとしたらやろう!」 佐々木さんはウキウキしながら言う。 私は女子部屋に戻って、音宮先輩も戻っていた。 三つあるベッドの一つにパタリと倒れている。