奈央は拓海の手を何度も離そうともがいて。
自分の気持ちを誤魔化し、嘘を付き、何度も泣きました。
拓海が決して離さなかったから明るい未来があったのかもしれない。
でも、離せなかったのは奈央の意思。
きっと無意識で離してはいけないと思っていたのかもしれません。
離せない事は弱い事じゃない。
自分が一番だと思っていれば振りきればいいだけの事。
どこかで拓海への想いだけは絶対的なんだと信じていたのかもしれません。
大人になればただ『好き』では突っ走れなくなります。
世間体・お互いの立場・環境etc……
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