修ちゃんサンとの約束を……


取りあえず守っていた。



真央へ招待状が届いた事、出席の返事を出した事をメールで連絡した。



『ありがとう。休日なのにごめんね。当日はゆっくり話ができないと思うけど、式が終わって落ち着いたら会おうね』



真央の返信を見て、胸が詰まる。



修ちゃんサンは最後まで自分の気持ちを真央に伝えないのかと。


真央は修ちゃんサンが気付いている事を知らないのかと。


一番幸せな時期なのに、2人は全く幸せなんかじゃなくて。



――そうしたのは私なのに……