「やっぱり結婚って一番好きな人じゃないと幸せになれないと思うんだ。俺は奈央となら幸せになれるし幸せにする」 私のお腹に手を当てると「産まれてくる事の出来なかった子供の為にも幸せになろう」と。 ポタポタ…… 自然と零れる涙は私にとってどんな意味があるんだろう? 拓海への嬉しい気持ちと…… 真央に対してのごめんなさいという気持ちだった。 「ありがとう、拓海」 ――真央…… ごめん…… 私は真央に間違った事を言ってしまった。 気付いたのと同時に溢れる涙は止める事をできなくて。