私は真央に負担を掛けないように何が間違えているのか探していた。 「岡本さん」 名前を呼ばれて明細から顔を上げると、1人の営業社員がすぐ傍に立っていた。 「高橋さん?」 上原部長の部下である高橋さんがニッコリ笑っている。 「忙しい?」 「あっ、大丈夫」 どうやらループしてしまったようで、間違いが見つからない。 『思いこむと自分の間違いを気付けないけど、次の日に見直すと簡単に見つけられたりするから』 『一度そこから離れる事も解決策の1つだよ』