事実を知った奥さんは、拓海に会いたくないと。 心が蝕まれて、内に籠る様になった奥さんを拓海はどうすることもできなかった。 奥さんのご両親は拓海に告げた。 『貴方はまだ若いから、これからいくらでもやり直しができる。このまま別れた方がお互いの為だと思う』 涙を堪えながら、拓海の事を考えてくれた義父母に拓海は簡単に頷く事ができなかったらしい。 嫌いになったわけじゃない。 だけど、もう子供を望む事はできない。 現実に苦しんでいた。 一時期、成績が下がったのはこの時期だったらしい。