それからも遥とは身体を重ねて。

さすがにお盆休みは自粛した。
遥の両親だって、お盆ぐらいは家にいると思ったから。

そして夏休みもあと僅かになった頃。

「椎奈、しばらく連絡出来ないかもしれない」

「どうしたの?」

「ちょっと事情があって・・・。
でも明後日の夏祭りは行けるから!
一緒に行こうな」

「うん!」