空に叫ぶ愛

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「愛!」



病室に入って来たのは半年ぶりの両親。


涙の再会……

なんて絶対あり得ない。


愛されてないもん。



「久しぶりね。愛」



何も返事をせず、目も合わせない。



「おばあちゃん、大丈夫なの?」



お母さんがベッドで寝ているおばちゃんを見ながら、私に問う。



「ん。1日だけ入院すればいいんだって」


「そうなのか?良かった……」



安堵のため息を吐くのはお父さん。
お母さんもホッとしたようだ。


ねぇ。

今日、何の日か知ってる?



「あれ?もしかして、空くん?」


「あ、はい。お久しぶりです」


「本当ねー!」



今日はね、私の誕生日なんだよ?


実の娘の誕生日を忘れたの?