空に叫ぶ愛

「あーい」



もう一度、空が私を呼ぶ。
そして、もう一度ムシすると私の目の前に空の腕がやって来た。


───ギシッ……


上を見ると空の綺麗で童な顔。


その顔はじょじょに近づいて……
私は咄嗟に目をつむる。


……空は、額にキスをこぼした。


そしてパタンッと聞いたことがあるような音が、まぶたの世界で聞こえた。



「愛!お誕生日、おめでとう!」



え……?


あわてて目を開けると、空がニッと笑って私にケータイを見せた。


【0:00】


そう、ケータイの時計は記してあった。