空に叫ぶ愛

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ただ今、ベッドの上でふて寝中。
窓からは三日月が見えている。



「そげん怒らんでもいいやん?」


「みんなの前で……恥ずかしいじゃない」



顔を覗いて来た空から顔をそむける。


空は〝恥ずかしい〟ってことを知らないからいいんだろうけど。


私はちゃんと〝恥ずかしい〟って感情を知っている。



「みんなの前、じゃなかったらいいと?」



それって……


イタズラ少年みたいに、ニヤッと笑う空の顔が容易に想像できる。



「あーい?こっち向いて?」


「………」



空が「あーい」って、呼ぶ時って必ず私に意地悪をする時なんだよね。


やばい。

ドキドキしてきた……