「あーあ、天使が泣いた。……空のせいで」
ボソッと呟く長谷川ナイト。
「なんでオレや!?」
空はビックリした様子。
それをクスクス笑う長谷川ナイト。
……からかわれてる。
「天使、空なんてやめてさ。僕にしなよ」
「やーだ。って言ってんじゃん」
「もー、どうしたら僕を好きになってくれる?」
好きになんて。
「ならないから」
その時。
突然、私のお腹に巻き込んできた腕。
そのまま私をグッと引き寄せる腕は……
「渡さんけん」
空。
空のアゴが私の肩に乗っている。
そのまま空はアッカンベーをした。
───ドキンッ……!



