side*愛
空とキスしたら、胸のモヤモヤ全てがどこかへ飛んで行ってしまった。
ファーストキス。
場所は理科室の実験台の下という、変な場所だったけれど。
大好きな空とのキスだったから。
とても、嬉しかったよ。
「もう…おかしくてもいいや」
空のドアップ顔に胸が激しく脈打つ。
長谷川ナイトの言う通り、高校生の私達がこんなに本気の恋愛をするのはおかしいのかもしれない。
あり得ないのかもしれない。
だけど、この気持ちはどうしても嘘だとは思えない。
「空」
「ん?」
「ずっと一緒にいようね?」
「うん。ずっと、な?」
空が私の髪をすくように撫でた。
───…いつまでも。
空とキスしたら、胸のモヤモヤ全てがどこかへ飛んで行ってしまった。
ファーストキス。
場所は理科室の実験台の下という、変な場所だったけれど。
大好きな空とのキスだったから。
とても、嬉しかったよ。
「もう…おかしくてもいいや」
空のドアップ顔に胸が激しく脈打つ。
長谷川ナイトの言う通り、高校生の私達がこんなに本気の恋愛をするのはおかしいのかもしれない。
あり得ないのかもしれない。
だけど、この気持ちはどうしても嘘だとは思えない。
「空」
「ん?」
「ずっと一緒にいようね?」
「うん。ずっと、な?」
空が私の髪をすくように撫でた。
───…いつまでも。



