「もういいのかい?」
「うん。」
母さんと違って落ち着いているのが父親。五十嵐陽(イガラシヨウ)
母さんとは高校生のときに出会って付き合って、結婚に至ったらしい。
父さんも母さん同様、全然老けない。
昔も相当なイケメンだったって聞いてる。
息子の俺が言うのもなんか変な感じがするけど今も普通にイケメン。
高校の教師で、担当教科は数学。
「ご馳走様でした。」
この静かなのが妹。五十嵐陽菜(イガラシヒナ)
高1で…まぁ…これも兄の俺が言うのも変だけど…すごくモテる。
父さんのDNAが全部陽菜にいったって感じ。
おまけに母さんとは違って大人しいし。
「晴輝ー!!コレ、あたしの分だけどあげる。」
そう言って母さんから差し出されたのは牛乳。
「んだよ…嫌味?」
「いやー…晴輝の背が低いのってあたしのせいかなーって思って。」
「分かってんだ。自覚ありってわけ?」
「まぁ…ね。
だからこうして牛乳を毎日あげてるんじゃない!!
っていうか少なくともあたしよりは背が高いんだから良くない?」
「良くない!!」
俺の最大のコンプレックス…
それは…
「うん。」
母さんと違って落ち着いているのが父親。五十嵐陽(イガラシヨウ)
母さんとは高校生のときに出会って付き合って、結婚に至ったらしい。
父さんも母さん同様、全然老けない。
昔も相当なイケメンだったって聞いてる。
息子の俺が言うのもなんか変な感じがするけど今も普通にイケメン。
高校の教師で、担当教科は数学。
「ご馳走様でした。」
この静かなのが妹。五十嵐陽菜(イガラシヒナ)
高1で…まぁ…これも兄の俺が言うのも変だけど…すごくモテる。
父さんのDNAが全部陽菜にいったって感じ。
おまけに母さんとは違って大人しいし。
「晴輝ー!!コレ、あたしの分だけどあげる。」
そう言って母さんから差し出されたのは牛乳。
「んだよ…嫌味?」
「いやー…晴輝の背が低いのってあたしのせいかなーって思って。」
「分かってんだ。自覚ありってわけ?」
「まぁ…ね。
だからこうして牛乳を毎日あげてるんじゃない!!
っていうか少なくともあたしよりは背が高いんだから良くない?」
「良くない!!」
俺の最大のコンプレックス…
それは…