近づくにつれて 異変に気づいた。 泣いてる・・・・? しかも、服も髪も 全身が思いっきりぬれている。 水が滴るほど。 凛ちゃんは、泣いてるのを隠すように 顔を伏せたままゆっくり 歩いていた。 「凛ちゃん!!!」