何気なく顔を上げて手の持ち主を見ると……
――きっ、華奢！！
目を見開いて凝視した私を見返した人は睨むように目を細める。
――こっ、怖！！
慌てて前を向いたけど、心臓がバクバクと音を立てていて。
この人と同じエレベーターに乗ったら私……
心肺停止で死ぬかも……
鞄に入ってる携帯を取り出すと、不自然にならないようにエレベーター前から入口の自動ドアへと移動する。
後ろでチンとエレベーターが到着した音が聞こえたけど、私は取りあえず自動ドアを抜けて外へ出た。
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何気なく顔を上げて手の持ち主を見ると……
――きっ、華奢！！
目を見開いて凝視した私を見返した人は睨むように目を細める。
――こっ、怖！！
慌てて前を向いたけど、心臓がバクバクと音を立てていて。
この人と同じエレベーターに乗ったら私……
心肺停止で死ぬかも……
鞄に入ってる携帯を取り出すと、不自然にならないようにエレベーター前から入口の自動ドアへと移動する。
後ろでチンとエレベーターが到着した音が聞こえたけど、私は取りあえず自動ドアを抜けて外へ出た。
