だけど、内緒事が絶対に出来ない友達を知ってる私は、ちゃんと旦那様との約束を守れる百合さんを思って頷いた。
「えらいですね。分かりました、もうこの話は終わりにしましょ!」
きっと、私がしつこく聞けば百合さんなら話してくれると思うけど。
後で百合さんが喋った事に後ろめたさを感じるんじゃないかと思うとそれ以上聞けなくて。
ホッとした顔をした百合さんに私は微笑んだ。
やっぱりこれでよかったんだよ、うん。
「ただいまぁ」
ガチャッとドアが開いて俊さんと聡君が台車で段ボールの荷物を大量に運んできて、そのまま部屋の隅に台車を置くと
「波留さんから連絡があって、そっちの作業の切りのいいところで昼飯にしようってさ」

