Fall In Love~5日後の恋の行方~




すでに立ち止っていた波留さんは沢山並ぶうちの1つの部屋の前に立っていて。

ポケットからカードキーを取り出すとドアを押して部屋へ入る。


どうしていいのか分からず部屋の前で立ちつくしていると



「入って」



久しぶりに声を聞いた。



中に入るとそこは左側の壁の上半分が鏡張りで、鏡の下は長いカウンターと等間隔に置かれたクッションの付いた椅子が並んでいる。

反対側の奥一角は一段上がっていて畳が敷いてある。

手前には応接セットのようなソファーとテーブルが置かれていて。



「先生が控室で使った部屋なんだ」



そう言うと、奥側のソファーへと腰を下ろしていた。