冷静に戻りつつある頭の中は現実と向き合う事を否定するかのように どうしよう…… どうしよう…… そればかりが駆け巡る。 だけど…… バイトといえ仕事中に私情を持ち込んだのは私の失態で。 言い逃れのない事実。 もう一度幸せが逃げそうな溜め息を付くと、背筋を少しだけ伸ばしてみる。 今日で最後だから…… 波留さんと百合さんの顔を見るのは今日で最後だから…… 最後はちゃんとしてから終わらせたい。 まずは…… 「謝らないと……」 波留さんと百合さんに。