店員さんによって運ばれてきたサンドイッチをお互い無言で頬張るのはやっぱりさっきまでの疲れからくるもので。
だけど、百合さんとならこういう無言も居心地が悪くなくて……
って、昨日波留さんにも同じ事を思ったんだっけ?
改めて少し疲れた表情をしながらサンドイッチを頬張る百合さんを観察する。
話しやすい年上の専業主婦。
だけど全く年の差を感じさせない口調。
しっかりしてるけど、どこかお茶目なところもあって。
私がこうなりたいと描く理想を生きてる女性。
「ん?」
きっと凝視していたのだろう。
私の視線に気付いた百合さんは首を傾げていて。
その仕草も全然嫌みがない。
あっ、そういえば……

