会議室で頑張って作った申込書や領収書がバンバンなくなっていくらしい。
2人は忙しそうなブースに入っては領収書を切ったり申込書やローン用紙の記入方法を説明している。
「時々、商品の事を聞かれて困っちゃう」
ハァっと溜め息を付く百合さんを見てお客さんが百合さんに聞くのかは納得。
だって、他の若い社員の女の子達より洗練されているし物腰は柔らかいし。
「もしかしたら正社員のスカウトが来るかもよ?」
エビ天を頬張りながら言う聡君に百合さんは「ない、ない」と両手を横に振っている。
食事を終えてお店を出るともうすぐ14時。
ロビー奥にある化粧室へ百合さんと向かうため聡君と一旦別れる。

