「波留さんは香穂さんを信用してるんですよ」
私が呟いた疑問に答えてくれた充君の顔を凝視するしかなかったのは信じられないという気持ちが大きかったから。
だって、受付だと百合さんの方が適役じゃない?
視線を落とすと、左手の中指には波留さんから選んでもらった指輪がキラキラと輝いていた。
――『これはうちの商品』
全員で気合を入れた後、黒いジュエリーBOXを持ってきた波留さんは私達バイトの前で蓋を開けた。
そこには蛍光灯の光に照らされ、キラキラ輝くジュエリーがいくつも入っていて。
うわーっ!綺麗!可愛い!素敵!
私も一応女な訳で、キラキラ光るアクセサリーが実は大好きだったりする。

