朝―…。





ログハウス2階の窓から光りが差し込む。




う、…眩しい…―。


その光りが眩しくて、眠い目を擦りながら少し目を開けると、


真梨奈:「南っ!花っ!奈緒っ!起きろーッ!!!!」



真梨奈が窓の前に立って大声で叫んだ。



真梨奈が窓のカーテンを開けたんだ。



伸びをしながら起き上がると真梨奈が笑った。



真梨奈:「おはよ。奈緒が2番!」


「へ?2番?」


と思ったつもりが声に出ていた。そして自分の周りを見渡す。


あんな大きな真梨奈の声にも、太陽の光りにもぐーすか眠りこける花と南。



真梨奈:「もう、ほっとこーかな。奈緒も朝ごはん食べたら、砂浜おいでよ。もう男性陣はとっくに遊んでるよ!(笑)」


そう言って呆れたように真梨奈は花と南を見て息をつき、私にまた微笑んだ。



「遊んでるって…え!!?今何時?!」



真梨奈:「んーっと、まだ10時くらい!」





ふっと昨日の夜のことを思い出し、慌てる。




「高木先生は!?」



真梨奈:「え〜?もう起きてるんじゃない?」



10時って遅いかな?

高木先生も砂浜で遊んでるのかな?