「まあこっち来いよ」

そう言い、腕を引っ張ってくる。

今更だけど足震えて立てない・・・

それに気づいたのか黒髪の男は私をお姫様抱っこしてきた。

「ひゃあ!自分で歩けるから!降ろして!」

絶対私、顔真っ赤だ・・・

免疫ないんだもん・・・


「我慢すんじゃねーよ。黙ってろ」