「美華!好きなだけ食べなさい!」

少し寂しそうだけど無理に笑うお母さん。

「うん!!いただきまーす」

だけど私は合わせて笑うしか出来ないんだ・・・。

3人でいつもよりたくさん話した。

「美華。お父さんとお母さんからのプレゼントよ。肌身離さずつけてなさい」

渡されたのは細長い箱。

開けてみると、中には

十字架のネックレスが入っていた。