「・・あんなに 心配されなくても 自分の道は自分で決めるっつうの」 あたしは 机の隣にある 引き出しを開けた シャラッ・・・ あたしが 引き出しから 取り出したのは 金の龍がモチーフに なっているネックレス 「まだ、これを つける時じゃない」 あたしは ネックレスを 引き出しに 直してベランダに出た 空を見上げると 三日月が 儚く輝いていた