「ん。おいしい」 優しい紅茶の味に 思わず顔が綻ぶ 「ありがとうございます」 相変わらず南さんが入れる お茶はおいしいなぁー 前疾風が入れたお茶飲んだけど あれは酷かった だって紅茶なはずなのに 何故か緑色してんだよ? あの時は寝起きで無意識に 飲まされたけど一発で眠気は 何処かに飛んでいったね なんて思いながら お茶を飲んでいると スッパーン! 部屋の障子が 勢いよく開かれた あまりの突然さに びっくりしてむせた