その夜。 あたしは今から行く場所で 残酷なことを知らされるなんて、 思ってもいなかった。 「…叶ッ!!」 「和奏!!」 その日の叶は少し、元気がなかった。 「今日はね、いっぱい叶に報告があるんです☆」 「何なに?? 今日は機嫌がいいと思った♪」 「でしょでしょ~… あのね…」 「ふふ、そんなことあったんだ」 叶に今日の出来事伝えると、やっぱり叶は笑ってくれた。 「うん~、皆ひどいでしょ??」 「でも、大事に思ってるんでしょ??」 「もちろん☆」