出会いは、偶然なのか必然なのか。


誰にも予測できない。



けれど、運命の巡り合わせのように欄と千尋は

お互いを知る前から、少しづつ絡み合っていた。




スーパーとバー。




そして―――。















「あんた、誰っ!?」


「今日から、あなたにおつかえ致します。ご主人様」


欄の恋の相手は
自らメイド志願してきた青年だった。


まさか、千尋も欄がご主人様になるとは思わなかった。


主人はメイドに

メイドは主人に


無いものを求めるように、お互い惹かれ合い。


そして、結ばれることになる。






「千尋ー、お腹すいたぁ!」


「はいはい」



これからも、主人とメイドの関係を維持しつつ


二人の愛は深まっていく。







【END】