「悪い。寝てたのか?」

恐る恐る聞いてみると、

「いや。久しぶりにアイツを見てな、アイツの情報掴めないのにイライラしてただけだ・・・」

「アイツ?」

「陸斗の憧れの人だよ!」

代わりに柚木が答えた。

へ~そんな人がいるんだ。なんか意外・・・。

「そうだ、お前の部屋あっちな。荷物届いてた」

「ああ、ありがとな。俺、もう寝るわ」

そう言い、部屋に入った。