しばらく泣いて…―― 「せんぱい…もう大丈夫です…」 とわたし先輩の腕から…離れて涙でぐちゃぐちゃになった顔をタオルで拭いた。 「なぁ…遥加…俺は、こんなときになんて声をかければいいか分からないけど… 碧海の所に行ってやれ…」 先輩は、わたしをしっかり見つめて…そう言ってくれた。 わたし…遥斗に会いに行かなきゃ… 「資料作り半端でごめんなさい…わたし遥斗の所に行きます。」 「よし!俺がバイクで送って行くから」 わたしは…先輩のバイクに乗って病院に向かった。