「あそこだよね。」 蒼空の指差す方向を見て"うん"と頷いた。 1年ぶりにくるお墓… ずっと来ることが出来なかった。 現実が…受け止められなくて…信じられなくて。 「遥斗…久しぶり。」 わたしはお墓の前に立ち目を閉じて…そう呟いた。 それからお線香をあげて…お花を変えてあげて… わたしたちはお墓を後にした。 最後に"またあした来るね"と呟いて……――。