「なーんてね☆うそよ、嘘。」 宝は意地悪な笑みをこぼすとピースサインを作って安藤に向けた。 あたしも慌ててピースを作ってカメラに目を向けた。 「じゃ、撮るぞー…。」 安藤がやれやれと溜め息を吐き、改めてカメラを覗いた。 ピピッと音がする。 「撮れたー?」 宝が安藤に近付いて確認した。 「んー…まあいいか。瑆乃も割と表情柔らかいし」 だ、妥協……。 ちょっとそれ落ち込むんだけど宝さん。