「おはよ〜。ごめ〜ん(汗)祐輔より早く起きて、久しぶりにご飯作ってあげようと思ったんだけど…祐輔より遅く起きちゃった〜」

「いいよ、全然。お前だって疲れてるだろ?」


ニコッと笑う祐輔。
その笑顔に、癒やされる…




「あ…ご飯は炊いといてくれたんだ〜♪」


キッチンにある炊飯器を見ると、ご飯が炊けた表示のボタンが光っている。



「ああ〜今日はパンとかっつーより、米な気分だったから…勝手に米炊いといた♪」

「ハハ♪じゃあ、すぐなにか作るよ〜」

「……手伝うか??」

「いいよいいよ!祐輔は座って・・・・ウッっ!!!」

「希っ!!?」


慌てて私に近づく祐輔。

炊飯器のフタを開けた瞬間‥猛烈な吐き気が私を襲った。




「……ケホッ…ゴホッ」


すぐに口をタオルで押さえ、呼吸を整える。
祐輔が背中をさすってくれていた…



き‥気持ち悪っ

なんなのこれ……………


私、どうしちゃったの?




しばらく背中をさすってもらうと…だんだんと吐き気は治まってくる・・

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