バケバケ




最悪の事態が頭に浮かぶ。


「わかったかしらん?」


「…わかったよ。お前についてく。だから洋子は…」


「お利口さん。じゃあ行きましょうか?私のご主人様のトコロに。」







俺はエレジーに連れられ樹木のの奥へと進んでいった。


ずっと木に囲まれた道が続く。


「きれいでしょう?私のご主人様は緑が好きなのよ。だから作ったの。」


「作った?やっぱり…ここは異空間か?」


「そうよ。私の能力を応用してご主人様が作ったの。」


やばいな…エレジーの他に空間をいじれるバケバケがいるのか。


2対1はキツイ。


それに洋子が人質にとられている。


絶体絶命だ。


「お前のご主人様ってヤツは何の能力を持ってるんだ?」


「能力?やだわぁ〜何言ってるの?」


「?」


「私のご主人様は人間よ。」


「…人間…?」