「じゃあなんだよ!」
「彼女たちは自分の意思で私についてきたのよ!」
ギンは叫んだ。
「みんな…みんな寂しかったの!家では嫌なことばっかで…だから私のところに来たの!!」
それで…
だから神隠しにあった女子高生たちはみんな家出扱いになったんだ。
「ギン、お前自分が何したかわかってるのか!?」
「…わかってるわよ!!」
「洋子は…友達なんじゃなかったのかよ!」
「!」
ギンが黙る。
「あのバケバコの中に洋子はいるんだろ?」
「…そうよ。」
「それをトキに渡して…洋子は友達じゃないのか!?」
「……っ!!」
ギンが低く構えた姿勢のまま両腕を広げた。
するとギンの目の前にドライバーが現れた。
ギンはその柄を片手で握る。
昭仁さんは、時計の修理を仕事にしていた。
仕事の際、昭仁さんが愛用していたドライバー…
ギンはそのバケバケだ。


