「無礼者!!神を指差すとは何事であるか!」
「…神?」
「そうだ。ボクは小さい女などではない、ステ神であるぞ。」
「え?何?どういうこと?」
…何か説明するのも面倒になってきた。
「灰音、そいつはステ神っていって俺の契約の相手なんだ。」
「契約の?!」
灰音がじろじろとステ神を見る。
「噂には聞いたことがあるが…幼女だったなんて。」
「幼女ではない、無礼者!!」
ステ神がわめき散らす。
「まぁ、いいやー。」
「よくないわ!馬鹿者!!」
「洋子寝かせてやんなきゃだし…帰るか!シイ、送ってくよ。…エレジー、洋子の家まで。」
エレジーは頷くと鏡を出し、異空間の道を作り始めた。
「ありがとう灰音、助かる。」
「いいってことよ、…それに…」
灰音は洋子の前でかがみ、洋子の手からネックレスを引き抜いた。
「お代はしっかりいただきますから。」
そしてすこし離れたところに落ちていたバケバコを拾いあげて壊した。


