バケバケ




その持ち主探しを洋子が買って出たが…


「手がかりがゼロだから俺のところを頼ってきた…と。」


「うんうん。」


「で、不法侵入で覗き…と。」


「うん……ちがうよ!?」


「まったく、良いところだったのに…」


「え?そうなの?」


「…お子様にはわかんねーよ。」


「わかるよ!…私がエレジーだったら…泣いてるかも。」


「?…なんで、感動して?」


「ううん…そんなクサイ台詞言われたら…恥ずかしすぎて…」


「……洋子さ、真面目な顔でサラッとひどいこと言うよな。」


「?」


「……もういいよ。エレジー、こいつにお茶出してやってくれ。」


「わかったわ。」


エレジーが研究室から出ていった。





「……それで、そのバケバケの特徴は?」


「子供で…双子みたいな感じで…手を繋ぐと力が増す感じの能力だったよ!」


「双子か…」


たぶん双子ってことは二つで一つになるものだな。


手袋とか靴下とか…イヤリングとか…