「あ、それとも蓮くんと予定でもあった?」
「やーべつに。そんな予定は無いけど」
全力で無い。
「別に彼氏じゃないし」
「あんたら2人は複雑っつーか面倒な関係だからね……今更だけど」
あたしと蓮の昔の事故のこと。ヨウコちゃんは知っている。ヨウコちゃんは色んな意味で分かってるわ。なんだか、彼女には全部喋ってしまいたくなるんだよな。
そういう空気を持ってるのも、大好きな理由。
「あんた、ちょっと髪の毛! お茶に入ってるよ」
水滴がダラダラとテーブルに付くのがイヤなので、あたしはいつもグラスに紙ナフキンを巻きつける。
もう秋も後半の方で、肌寒いのにアイスティーを頼んでしまった。氷は溶けて周りの液体と同化していってる。
「蓮くんは罪滅ぼしっていう感じで詩絵里のそばに居るんだと思うし、このままで良いと思ってないんだったら、詩絵里がちゃんと言わなきゃダメなんじゃないの?」
さらっと言っている。「この電車は各駅停車です」みたいな。
言うったって……なにをどう言えば良いんだろう。
「やーべつに。そんな予定は無いけど」
全力で無い。
「別に彼氏じゃないし」
「あんたら2人は複雑っつーか面倒な関係だからね……今更だけど」
あたしと蓮の昔の事故のこと。ヨウコちゃんは知っている。ヨウコちゃんは色んな意味で分かってるわ。なんだか、彼女には全部喋ってしまいたくなるんだよな。
そういう空気を持ってるのも、大好きな理由。
「あんた、ちょっと髪の毛! お茶に入ってるよ」
水滴がダラダラとテーブルに付くのがイヤなので、あたしはいつもグラスに紙ナフキンを巻きつける。
もう秋も後半の方で、肌寒いのにアイスティーを頼んでしまった。氷は溶けて周りの液体と同化していってる。
「蓮くんは罪滅ぼしっていう感じで詩絵里のそばに居るんだと思うし、このままで良いと思ってないんだったら、詩絵里がちゃんと言わなきゃダメなんじゃないの?」
さらっと言っている。「この電車は各駅停車です」みたいな。
言うったって……なにをどう言えば良いんだろう。



