甘い香水の匂いがする。
これ好きなんだよねぇ……。
あ……そーいえば。
えっと、橘くんだっけ?
彼も香水つけてるんだけど、ちょっとあたしにとっては匂いがキツイ。
甘ったるすぎて……気持ち悪くなるんだよねぇ。
いっつも隣に座られるから、余計に強く感じるのかも。
「でも、やめてくださいとは……言えないしなぁ」
「は?」
「隣に来ないでとも言えないし」
「杏?」
「ん?」
「何ブツブツ言ってんの?」
「へっ!?」
心の中で言っていたつもりだったのに、口に出ていたみたいです。
陸が不思議そうにあたしを見てた。
なので、今考えていたことを全部話す。
「う〜ん、どうしよう?」
話し終えて、そう呟いた瞬間。
「杏、お前は彼氏に抱き着いておりながら……他の男のことを考えてんのか?」
これ好きなんだよねぇ……。
あ……そーいえば。
えっと、橘くんだっけ?
彼も香水つけてるんだけど、ちょっとあたしにとっては匂いがキツイ。
甘ったるすぎて……気持ち悪くなるんだよねぇ。
いっつも隣に座られるから、余計に強く感じるのかも。
「でも、やめてくださいとは……言えないしなぁ」
「は?」
「隣に来ないでとも言えないし」
「杏?」
「ん?」
「何ブツブツ言ってんの?」
「へっ!?」
心の中で言っていたつもりだったのに、口に出ていたみたいです。
陸が不思議そうにあたしを見てた。
なので、今考えていたことを全部話す。
「う〜ん、どうしよう?」
話し終えて、そう呟いた瞬間。
「杏、お前は彼氏に抱き着いておりながら……他の男のことを考えてんのか?」


