――陸Side――
……なんか、スゲー。
杏が素直で、かなりの甘えん坊だ。
それも朝っぱらから。
一緒にいるのが、久々だからか?
コイツがバイトを始めてから、さらに会う時間が少なくなった。
大学の講義が終わってからの少ない時間しか、ゆっくりできない。
ましてや、繭が隣にいると……なおさら、ゆっくりなんてできない。
「陸……そこ座ってもいい?」
「え?あぁ……」
了承すると、パッと笑顔になり……俺の足の間に座ってくる。
杏から座りたがるとは……珍しい。
本当に甘えん坊のチワワだ。
「ギューってして?」
背中を向けて座っていたのに、こちらを向いて両手を広げる。
……カワイイ。
うるうるとした目に見つめられ、悩殺された。
「あ、あぁ」
「いっぱいね?」
「……ッッ……!」
小首を傾げて言うその姿に、さらにノックアウトされ……。
口を塞ぎながら抱きしめた。
……なんか、スゲー。
杏が素直で、かなりの甘えん坊だ。
それも朝っぱらから。
一緒にいるのが、久々だからか?
コイツがバイトを始めてから、さらに会う時間が少なくなった。
大学の講義が終わってからの少ない時間しか、ゆっくりできない。
ましてや、繭が隣にいると……なおさら、ゆっくりなんてできない。
「陸……そこ座ってもいい?」
「え?あぁ……」
了承すると、パッと笑顔になり……俺の足の間に座ってくる。
杏から座りたがるとは……珍しい。
本当に甘えん坊のチワワだ。
「ギューってして?」
背中を向けて座っていたのに、こちらを向いて両手を広げる。
……カワイイ。
うるうるとした目に見つめられ、悩殺された。
「あ、あぁ」
「いっぱいね?」
「……ッッ……!」
小首を傾げて言うその姿に、さらにノックアウトされ……。
口を塞ぎながら抱きしめた。


