数分も経たないうちに、「はい、で〜きた!」という声が聞こえる。
「どう?」
「わぁ〜!スゴイ万里さん!!」
渡された鏡で、自分の髪を確認した。
ゴムとピンで、キレイにまとめられたお団子。
サイドには、編み込みがあってカワイイ。
凝ってるのに、さっとヘアアレンジが数分で出来てるなんて……。
「さすが、美容師の卵」
「私なんてまだまだよ?」
お世辞とかじゃなくって、本心から言ってるのに……万里さんは「要努力だわ」って呟く。
彼女は、このお店の近くにある美容師専門学校の学生。
あたしより、1個年上なんだ。
学校が終わってから、ほぼ毎日バイトに入ってる。
目的は……「運命の彼を見つけるため」らしいです。
日々男の子との出会いを求めてる。
サバサバした彼女と、今日も一緒にバイトを開始した。
「どう?」
「わぁ〜!スゴイ万里さん!!」
渡された鏡で、自分の髪を確認した。
ゴムとピンで、キレイにまとめられたお団子。
サイドには、編み込みがあってカワイイ。
凝ってるのに、さっとヘアアレンジが数分で出来てるなんて……。
「さすが、美容師の卵」
「私なんてまだまだよ?」
お世辞とかじゃなくって、本心から言ってるのに……万里さんは「要努力だわ」って呟く。
彼女は、このお店の近くにある美容師専門学校の学生。
あたしより、1個年上なんだ。
学校が終わってから、ほぼ毎日バイトに入ってる。
目的は……「運命の彼を見つけるため」らしいです。
日々男の子との出会いを求めてる。
サバサバした彼女と、今日も一緒にバイトを開始した。


